当初9月8日(土)に開催予定だった「第18回ふれあい健康まつり」は、9月6日未明に起きた胆振東部地震により延期となり、10月6日(土)に行われました。突然の延期にもかかわらず、当日は多くの方にお越しいただき、大いに盛り上がりました。
~健康ひろば~
その他、手洗い体験・白衣体験など、健康ひろばでは「看護」を中心とした、体験ブースとなっていました。
~ケアパーク~
その他、片麻痺体験キッドなどを装着していただき、着脱や杖などを体験していただく「介護技術体験」や介護士が装着する介護ロボット、最新の介護用品の展示など、ケアパークでは「介護」を中心とした体験ブースになっていました。
~リハパーク~
その他、それいけ!すごろくで体操はその名の通り,すごろくの出た目に従い、ジャンプや足踏み、ダンスなどの体操を行っていただき、身体を動かして楽しんでもらう体操など、リハパークでは「リハビリ」を中心とした体験ブースでした。
~FOR YOU CAFE&お祭りひろば~
~森本院長による講演「知っていますか?高齢者てんかん」~
今年の講演は当院森本院長による「知っていますか・・・高齢者てんかん」という題目で行われました。日本は超高齢化時代に入り、80歳以上の脳卒中患者が増加。脳卒中後てんかんが増加傾向にあるそうです。また、てんかんとケイレンの言葉の意味や違い、てんかん発症のメカニズム等のお話の後、まとめとして、65歳以上の高齢者はてんかんを起こしやすく、原因として脳卒中と複雑部分発作が重要であること。複雑部分発作では、海馬との関連が深い「側頭葉てんかん」であること、症状は非常に特徴的だが、頭部MRIなどの画像検査では診断が付かず、見逃されることが多いこと、原因は「脳の老化現象」であり、誰もがなりうる病気であること、再発しやすい反面、抗てんかん薬の効果が期待できること等を話されました。
今年は地震の影響で延期になったにもかかわらず、たくさんの方にご来場いただき大盛況のうちに終えることができました。これからも皆様のお役に立てるような企画を考え、3施設合同でふれあい健康まつりを作っていきたいと思っております。今年度のふれあい健康まつりへのたくさんのご来場、誠にありがとうございました。
また、当日各ブース等にご参加・ご協力いただきました、水島薬局様・なの花薬局様・ふくろうの杜様・ネスレ日本㈱・メナードフェイシャルサロン様・アグリ五十嵐様・岩見沢ヤクルト販売様・岩見沢少年少女合唱団様、当日はお忙しい中、誠にありがとうございました。